オープンファームに関するアンケート結果



アンケート結果



よかったこと

@ 県央地域における農業問題を理解できた。
A 参加するたびに新たな発見があり、援農ボランティアでは経験できない新鮮さがある。
B 農家の方々の生の声が聞けてよかった。
C 農業の大変さがわかった。
D 実践的な知識を得られたこと。
など

 

 

良くなかったこと・気になったこと

1.
・参加人数が多いため、どんどん参加する人と、何をしていいのかわからないため、見物している人が見られる。どの作業もまんべんなくできる工夫がほしい。
・手持ち無沙汰な時間が多かった。

A.

今後、グループ分けについて検討します。


2.
・教える側が一生懸命作業をしていて、あまり教わっている感じがしない。(作業のお手伝いをしている感じ)

A.

初めなので、活性化組合の方が管理作業や畝立て等を行ってしまいましたが、今後は作業をご覧になっていた皆様も行えるように致します。


3.
・ホームページを立ち上げて欲しい。

A.

大変お待たせいたしましたが、ようやく立ちあげました。今後は、こちらのホームページを使って情報発信が行えたらと考えております。皆様も、掲示板等を利用して情報交換したり、または発信したり等ご利用ください。このホームページを盛り上げることで、より楽しい農作業を行えたり知識が増えると思われます。今後、可能な方にも、このホームページ運営をお願いすると思います。


4.
・アンケートなどは、PDFではなくて、EXCELなどでパソコンで記入できるようにしてください

A.
2つの形式で配布できるように工夫します。


4.
・赤土を入れただけの圃場への堆肥の投入量が少ないように感じました。土作りは時間をかけて行うのでしょうか?


A.
 

今回、牛糞堆肥を2t/10a(=1000u)入れました。化学肥料と併用であれば1作 1t/10aで十分とのことで、耕作放棄地であったことを考慮して、倍入れておりますので投入量としては十分な量を入れております。ところで、有機質資材は多く入れすぎても害になるのです。例えば、豚糞、鳥糞堆肥であれば、リンやカリウムの過剰を招きますし、牛糞であれば、カリウムの過剰を招く可能性があります。また、牛糞堆肥は、栄養分を与える(化学性の改善)というよりも、土のフカフカ感を改善する(物理性の改善)要素が大きいので投入量も圃場の状態によって変化します。


 さて、土づくりは時間がかかるのかということですが、結論からいいますと時間がかかります。土づくりには、いくつかあります。土が保持する栄養分を多くしたり(化学性の改善)、ふかふかにしたり(物理性の改善)、生き物を多くしたり(生物性の改善)などです。化学性の改善だけであるならば、化学肥料を投入すればよいだけなので比較的早く改善ができるのではないかと思われがちですが、同時に、土を有機質にしたいとなると、有機物の投入と、その有機物を分解する微生物の活動が必要になるなど、様々な要因が絡みます。いわば、子供の成長と同じようなものと考えてください。いいものを作ろうとする時はいつでも、なんにでも時間はかかるものなのです。


話は少しそれますが、なぜ耕作放棄地が問題であるのかというと、食料の供給の面もありますが、私は土の劣化が問題であると考えています。現在の農地の土は、人間が何百年、あるいは何千年と時間をかけて手間暇をかけて作り上げました。ところが、耕作を放棄するとその土に手が入らなくなります。人間によって改良された土は手を入れないと劣化していきます。そうなると、今後、その土地での作物生産が困難となります。そのため、定期的に土づくりを行う必要があるのです。



5.
・教えてくださる方によって、方法や播種量が異なった。


A.
教え方を統一するよう努めますが、農家によって少しづつ方法が異なることをご理解ください。


6.
・慣れていないことばかりで戸惑いが多い。一日の作業内容と手順を最初に話してもらえると助かる。


A.
一日の始めに、もう少し詳しく作業内容や手順等を説明するように努めます。


 

こちらも初めての事業であるため、不備が多々あると思います。アンケートによって改善点や改善策が解ります。今後の作業向上のためにもアンケートにご協力ください。





 
   
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